動物と人の幸せな関係を目指して


動物と人の幸せプロジェクとは?

2015年9月、自治体議員や動物をめぐる問題に関心を寄せる有志でスタートした任意団体です。今日多くの動物たちのおかれた環境は、行き過ぎた経済成長主義による、動植物を含む地球環境全体の危機的な状況を反映しており、私たち自身の生き方や価値観が大きく問われている問題でもあります。このプロジェクトにおきましては、当面連続講座やキャンペーン企画の検討を通じ、より多くの皆さんと問題を共有し、「動物と人の幸せ」を考えていきます。是非、プロジェクトにご参加ください!


プロジェクトリーダー

会津素子(千葉県成田市市議会議員)、清野和彦(埼玉県秩父市市議会議員)


プロジェクト運営メンバー

高山治男(神奈川県)、大場亮(東京都)、佐藤真(東京都)

思いへ


最新トピック!

この度、山口県周南市での野犬の捕獲計画について、山口県知事と周南市長宛に、公開質問書&要請書を送りました。

動物も人も、命が最優先されるまちになりますように・・・。

以下送りました公開質問書&要請書文面です。

山口県知事 村岡嗣政様
周南市長 木村健一郎様
                     2017年2月26日
             動物と人の幸せプロジェクトチーム
         共同代表 会津素子(千葉県成田市議会議員)
              清野和彦(埼玉県秩父市議会議員)

     周南市における野犬の捕獲について、
    命を守ることを求める公開質問及び要請書

 私たち、動物と人の幸せプロジェクトチームは、自治体議員や動物をめぐる問題に関心を寄せる市民で構成される団体です。この度、周南市営墓地公園内における野犬捕獲について質問及び要請をいたします。
 2月27日(月)の12時から22時にかけて、貴県及び貴市が野犬を捕獲する予定であることがインターネット上で話題になっております。当プロジェクトのメンバーも貴県に電話で問い合わせ、確かに捕獲を行う旨を確認いたしました。
 2015年9月18日付けの朝日新聞によれば、貴市で捕獲される犬の数は県内でも突出しており、その多くは殺処分されているとのことです。かつて人間に飼育され「愛護動物」の対象であった犬もいるでしょう。また、不妊去勢手術を受けないまま餌付けされ、数を増やしていった犬もいるでしょう。そして、都市開発により住処を追われ、公園で暮らすことを余儀なくされている犬もいるでしょう。いずれにしても、私たち人間の身勝手な理由により、何の罪もない犬が捕獲され殺されている現状が、一日も早く変わることを願います。
 2014年、オリンピックが開催されたロシアのソチでは、大会前に野犬を一斉捕獲・殺処分し、世界中から批判を受けました。2020年にオリンピックの開催国となる日本、しかも安倍晋三首相の地元で同様のことが続けられれば、さらに多くの批判が寄せられるかもしれません。
 EUを始めとする諸外国では「動物の福祉」は当然の概念になっています。「動物の福祉」は、私たち人間は、動物に対し、その生態に合わせて心地よく暮らせる環境を整えなければならないとするもので、日本でも少しずつ浸透しております。貴県及び貴市が、排除ではなく「共生のまち」として発展されることを願い、以下の質問と要請を行ないます。

              記
1. 2月27日の捕獲では、何頭捕獲される予定ですか? 
  また今後の捕獲予定があればお知らせ下さい。

2. 捕獲された犬はどのように取り扱うご予定ですか? 
  殺処分されるご予定でしたら、その期日をお知らせ下さい。

3. 今年度、野犬による咬傷事故は何件起こりましたか?

4. 貴県の犬猫殺処分にかかる1年間の費用(人件費・施設維持管
  理費等)を教えて下さい。

5. 貴県の犬猫殺処分数(過去3年間)を教えて下さい。

6. 捕獲された野犬は、民間団体とも協力し、生涯愛情と責任を
  もって一緒に暮らして下さる里親様を探すか、または犬たちが
  安心して暮らせる民間のシェルター等へ譲渡していただくこと
  を望みます。

ご多忙のところ大変恐縮ですが、3月3日までに回答して頂ければ幸いに存じます。
よろしくお願い致します。 

 

                      以上

 

 

以下の講座は盛況のうちに修了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

アニマルハッピー!連続講座(全4回) ― 第4回 教えて!野生動物とヒトとの関係"クジラとイノシシの現場から"

 

地球生物会議ALIVE協力のもと、第1~3回に引き続き、連続講座第4回を開催します。

【日時】

2月19日(日)
13:30~(開場13:15)
【場所】

阿佐ヶ谷中学校会議室(校舎1階)
【定員】

先着50名まで (事前予約制)
【講座内容】

◆Part1: 「ヒトの勝手、クジラの勝手」 ~鯨類保護の現場から~

講師:舟橋直子/「海生哺乳類情報センター」代表(設立準備中)
◆Part2:「ヒトの本性、イノシシの本性」~野生動物と私たち~

講師:仲谷淳/理学博士

講座参加申し込みフォームのページに内容の詳細がございます

【参加費】
資料代500円(当日会場にて頂戴いたします)
※終了後懇親会を予定しています。講師、プロジェクトメンバーとの交換の場を設けております。是非ご参加ください。